| ギリシア語で『大地のリンゴ』の意の「カマイ・メロン」から由来する名前を持つカモミールは、心と身体におだやかに働きかける「こどもを守る精油」としてはるか昔からさまざまな病気に用いられてきました。
アロマテラピーで用いられるカモミールオイルには、「ジャーマン」「ローマン」の2種類があります。
同じキク科の植物ですが、ジャーマンカモミールはマトリカリア属カモミラ、ローマンカモミールはアンテミス属ノビリスから、それぞれ別の品種の植物から採油された精油です。
ローマンカモミールは別名「高貴なカモミール」とも呼ばれ、エッセンシャルオイルとしては、どちらかといえば、その甘い香りからローマン・カモミールの方が好まれてよく用いられるようです。
カモミールとラベンダーはほぼ同じような用途で幅広く用いられます。
一般的にアロマテラピストの多くは、炎症にはカモミールが、感染症にはラベンダーがより効果的に働くと考えています。
カモミールとラヴェンダーは、また、こどもに適したオイルでもあります。
乳歯が生える頃むずかりがちな子供のイライラ・疳の虫をしずめ、寝つきをよくする効果があることで知られています。
『子どもを守る精油』とはいえ使用量(大人に用いる濃度よりもごくごく薄めに希釈して用いる)には注意し、また乳幼児に対しての精油の使用は芳香浴以外の方法を避けたほうが良いでしょう。
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